５月１５日（水）と１７日（金）、１年生が七ヶ宿町の Yuz farm & vineyard（ユズファームアンドヴィンヤード） さんにて体験学習を行いました。ユズファームさんでは「ワイン用ぶどう」や「シードル用りんご」を中心とした果物や野菜の栽培、自社の畑で採れた果物を醸造したワインやシードルの販売等をされています。
（Yuz farm & vineyardさんについては、以下のチラシをご覧ください。）

　初日の水曜日は広大な畑を案内していただきながら、「会社を興すまでの経緯」、「現在作っている果物や野菜」、「収穫までの作業」について受講しました。お話の中で「農業に携わると、店頭に並ぶ“果物や野菜、それらの加工品”の価値観が変わる」とおっしゃっていた事がとても印象に残りました。強風が吹いていた２日目は、ワイン用ぶどうの芽かき作業をさせていただきました。芽かきを行わないと『収穫される個数は多い反面、小さくて味も良くない』物しかできません。生徒達は、慣れない作業に悪戦苦闘しつつも、美味しい作物を得る上での重要な作業を頑張っていました。

　今年度、１年生は総合的な探究の時間において、ユズファームさんでの体験学習を通して「作物ができるまでの様々な事を体験しつつ、生きる力を育成していく事」を目標にしています。今後も作業の手伝いやアイディアの提案等をさせていただきながら、教室の授業では得る事が難しい『気づきや経験』に繋げていきたいと思っています。